サッカーの基礎

ボールタッチのトレーニング

柔らかいボールタッチをみにつけよう

やわらかいボールタッチといえば、南米のブラジルやアルゼンチンの選手を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

 

では、なぜ彼らはあれだけ巧みにボールを扱えるのでしょう。

 

それは単に、多くの時間をボールと一緒に過ごしているからにほかなりません。

 

そう、彼らは「ボールと友だち」なのです。

 

ディエゴ マラドーナが、誕生日プレゼントのサッカーボールを、 ひとときも離さなかったという話は有名です。

 

寝るときにはボールを枕元に、授業中は机の下でボールを足でこねくり回し、トイレに行くときにはドリブルでいったというから驚きです。

 

日本では、まずこのようなことは、なかなかありえません。

 

ならばどのようにしてボールタッチをやわらかくすることができるでしょうか。

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チームに様々なレベルの子供たちがいる場合の指導方法で悩みます。たしかに、チームのなかの優秀な選手が、もっと違う、レベルの高い環境でプレーすれば伸びるはずなのに、伸び悩んでしまう、モチベーションが下が...

やはりボールリフティングが最適です。

ボールリフティングは、手以外の身体のいろいろな部分を使って、地面にボールを落とさないようにする技術です。

 

試合中にボールリフティングをしている選手はいませんが、サッカーの技術で、ボールをとめる (コントロール)、蹴る(パス、シュート)ための必要な要素が多く含まれています。

 

リフティングのヒントは、まずボールをよく見ること。

そしてボールの中心をとらえることが大切です。

 

肩の力を抜き、ボールを当てる面と足首を固定することがポイントです。

9歳から12歳ごろまでは、神経系の発達がほぼ完成され、形態的にもやや安定した時期にはいります。

 

 

よいプレーを近くで見て、実際にやってみると何回か練習する、とできてしまうというのがこの時期で、この時期にできるだけ多くの時間、ボールをさわることが大切です。

 

ボールコントロールの指導ボールコントロールの重要性 プレッシャーの激しい現代のサッカーにおいて、ボールコントロールは最も重要なテクニックのひとつです。 ...